スペースキャンプ　ユーザ向け利用規約

第１条　（利用規約）

１ 　本規約は、スペースキャンプ株式会社（以下「当社」といいます。）が提供するサービス（以下「本サービス」といいます。）の利用に関し、当社とユーザの間に適用されます。

２ 　本サービスは複数の個別サービス（以下、単に「個別サービス」または「アプリケーション」といいます。）で構成されます。個別サービスの利用については、別途「サービス利用契約約款」の内容で当社とワークスペースを所有する契約者との間でサービス利用契約を締結する必要があります。

第２条　（定義）

（１）利用者

　本サービスに関連するウェブサイトにアクセスまたはサービスを利用した人、ワークスペースに招待された人、本サービスを通じて他のユーザからメールその他の手段で連絡を受けた個人をいいます。

（２）ユーザ

　本規約に同意の上、当社と本サービスの利用に関する契約（以下「本利用契約」といいます。）を締結した利用者をいいます。

（３）ワークスペース

　ユーザが作成および設定する本サービスの利用単位であり、そのワークスペースに参加するユーザ（以下「ワークスペースメンバー」または単に「メンバー」）とそのワークスペース内で利用する個別サービスから構成されます。ワークスペースは一意のＩＤ（ワークスペースＩＤ）を持ちます。また、1人のユーザは、複数のワークスペースに所属することができます。

（４）ワークスペース管理者（または単に「管理者」）

　所属するワークスペースの管理権限を持ったメンバーです。ワークスペースが作成された時点では、作成したユーザが管理者となります。管理者は他のメンバーに対し、合意の上で管理権限を付与する（そのユーザをワークスペース管理者にする）ことができます。管理者は、そのワークスペースで個別サービスを利用する際の契約者として、または契約者の代理人として、サービス利用契約に基づいた手続、操作を行います。

（５）契約者

　別途「サービス利用契約約款（以下「約款」）」に基づき、サービス利用契約を締結した法人、団体、組合、または個人をいいます。サービス利用契約により、ワークスペースの管理者は、メンバーへの招待、メンバー登録の解除、個別サービスの利用開始、終了、ワークスペースの設定変更を行うことが可能となります。
１つのワークスペースにおいて、サービス利用契約を締結できる契約者は唯一とし、ワークスペース上で取り扱われるデータの使用権は契約者が所有するものとします。

（６）ワークスペース運用ポリシー（または、単に「運用ポリシー」）

　当該契約者または当該契約者を代理する管理者（以下、「契約者等」）が定めた、当該ワークスペース内における有形または無形のメンバーが遵守すべきセキュリティ、運用に関する方針およびルールをいいます。組織内で利用する場合、組織内で既に設定されているセキュリティポリシーは、このサービスを利用する際にも適用されるものとします。

（７）契約者データ

　本サービス（個別サービスを含む）の利用中に当該ワークスペースメンバーが取り扱うデータであり、契約者がその使用権を持ちます。

（８）有料サービス

　個別サービスのうち、有料のものをいいます。個別サービス利用開始時点では無料で提供されるもので、有料プランに変更した場合も含みます。

第３条　（規約の変更）

１ 　当社が必要と判断したときは、本規約を変更することができるものとします。

２ 　当社が本規約の内容を変更するときは、変更内容と効力発生日を本規約の定めに従いユーザに通知または公表します。

第４条 　（通知・公表）

１ 　当社は、本サービスに関連してユーザに通知または公表をする場合には、本サイトに掲示する方法または登録情報として登録された電子メールアドレス・住所に宛てて電子メール・文書を送信する方法など、当社が適当と判断する方法で実施します。

２ 　本サービスに関する問い合わせその他ユーザから当社に対する連絡または通知は、当社の定める方法で行うものとします。

第５条 　（本利用契約の成立）

　本利用契約は、本サービスの利用を希望する利用者が、当社が指定する方法で申込みを行い、これを当社が受諾した時点で成立するものとします。その際、本サービスの利用を希望する利用者が、当社が指定する方法で申込みを行った時点で、当該申込者は本規約に同意したものとみなされます。

第６条　（ユーザの権利）

１ 　ユーザは、ワークスペースを作成することができます。また管理者の招待を受けてこれを承認することにより、そのワークスペースのメンバーになることができます。

２ 　メンバーは所属するワークスペース内で、管理者が付与した権限に応じて、個別サービスを利用することができます。

３ 　管理者は、ユーザをメンバーにするために当該ワークスペースに招待すること、逆にメンバーを登録解除することができます。また、契約者または契約者の代理として、個別サービスの利用開始、終了、サービス内容の変更の申込、設定を行うことができます。

第７条　　（ユーザの義務）

１ 　ユーザは本規約の内容を遵守しなければなりません。

２ 　メンバーは、契約者等が設定した運用ポリシーについて理解し、遵守しなければなりません。複数のワークスペースに参加しているメンバーは、各ワークスペースが独立的であることを認識し、すべてのワークスペースで設定された運用ポリシーに整合した形で、情報を守秘しなければなりません。

３ 　契約者等は、運用ポリシーをメンバーに周知、理解させ、遵守させなければなりません。また本サービスを利用する際に、運用ポリシーに沿った設定を行う必要があります。

第８条　（ユーザID）

１ 　ユーザは、本サービス申込みの際に指定したユーザID（メールアドレス）および当該ユーザIDにかかるパスワード（以下併せて「ユーザID等」といいます。）を自己の責任において厳重に管理するものとし、これらを用いてなされた一切の行為についてその責任を負います。

２ 　ユーザは、自身以外の者に自身のユーザIDを使ってログインし、本サービスを利用させてはいけません。

３ 　第１項について、メールアドレスの代わりに、ユーザが専用で使用する携帯電話の番号を利用することができるようになることを承諾します。

第９条　（運用ポリシーに関する当社の免責）

以下の項目は、運用ポリシーに関する不備によるものが原因と考えられるため、これを原因とする損害が生じた場合は、当社は一切の責任を負いません。

（１）契約者等が本サービスと同様のサービス（インターネットを通じて業務クラウドアプリケーションを提供するサービス）を利用する際に一般的に策定されるレベルの運用ポリシーを策定しなかった、あるいは策定した運用ポリシーに不備があった。

（２）契約者等が運用ポリシーをメンバーに周知しなかった、または周知が不十分であった。

（３）契約者が策定した運用ポリシーと合致した内容で管理者が設定を行っていなかった。

（４）ワークスペースメンバーが、契約者等が策定した運用ポリシーを守らず、損害を生じた。

（５）管理者が策定した運用ポリシーが、契約者が策定した他のポリシーと矛盾するものだった。

（６）ユーザ自身のアカウント管理ができていなかったことが原因のもの

（７）悪意のある利用者または外部者からの不正アクセスによる損害で、一般的な業務クラウドアプリケーション上設定されたセキュリティ対策では、守れないと考えられるもの。

第１０条 （バックアップ）

１ 　ユーザは、本サービスを利用する際に使用するデータの全てについて、自己の責任において、記録し、保存、管理します。

２ 　当社は、バックアップデータが存在しないこと、またはユーザがバックアップ作業を適切に実施しなかったこと等により発生した契約者の損害および不利益につき、一切の責任を負いません。

３ 　当社は、ユーザが使用するデータをバックアップとして記録することがあります。但し、前項に定める契約者の責任において行うバックアップを補完するものではなく、ユーザのデータの復旧を保証するものではありません。

４ 　有料サービス以外で使用するデータは一定期間をもって自動的に消去される場合があることを予め了承します。

第１１条 （禁止行為）

ユーザは、本サービスに関連して次の各号に定める行為を行ってはならず、また、他の利用者に当該行為を行わせてはなりません。

（１）当社に対して虚偽の申告をする行為

（２）本利用契約に基づき当社から提供された本サイトおよび本ソフトウェアを含む情報および役務を本サービスの利用以外の目的のために使用する行為

（３）当社または第三者の財産（知的財産権を含みます。）、プライバシー、名誉、信用、肖像、パブリシティその他の権利・利益を侵害する行為または侵害するおそれのある行為

（４）法令に違反し、もしくは公序良俗に反する行為またはそのおそれのある行為

（５）第三者のユーザーIDを不正に使用または取得する行為その他ユーザまたは利用者が、第三者を装って本サービスを利用する行為

（６）コンピュータウィルスなどの有害なプログラムを使用し、もしくは送信する行為、またはそれらのおそれのある行為

（７）前号に定めるものの他、不正アクセス行為等当社による業務の遂行、本サービスの実施もしくは当社の通信設備等に支障を及ぼし、またはそのおそれがあると当社が判断する行為

第１２条 （ユーザによる本サービスの解約）

１ 　ユーザは、本利用契約を解約する場合、当社所定の方法により解約手続きを行うこととし、当該解約手続きの完了をもって、本利用契約が解約されるものとします。この場合、ユーザは自己の責任において、当社からの解約に関する通知を確認するものとします。

２ 　ユーザが第１項により本利用契約を解約した場合、当社はユーザ登録解除を行い、一切のユーザ情報を消去することができます。

３ 　ユーザが第1項により本契約を解約した場合、所属するワークスペースの登録も解除されますが、それに起因した損害について、当社は一切の責任を負いません。

第１３条 （当社による契約解除）

１ 　当社は、ユーザが次の各号の一つに該当した場合には、ユーザに対して何らの通知催告をすることなく、本利用契約の一部または全部を解除してユーザ登録を解除、または本サービスの提供を停止することができます。

（１）本規約に違反する行為を行った場合

（２）当社に提供された登録情報の全部または一部につき虚偽、誤記または記載漏れがあった場合

（３）現に制限行為能力者であるか、または制限行為能力者になった場合において、催告後相当期間を経過しても法定代理人の記名押印のある同意書または追認書の提出がない場合

（４）反社会的勢力等（暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、暴力団準構成員、総会屋、社会運動等標榜ゴロ、特殊知能暴力集団その他これに準ずる者を意味します。以下同じ。）である、資金提供その他を通じて反社会的勢力等の維持、運営もしくは経営に協力もしくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流もしくは関与を行っている、または反社会的勢力等が経営に実質的に関与している法人等であると当社が合理的に判断した場合

（５）クレジットカード会社、立替代行業者等によりユーザ指定のクレジットカード、支払口座の利用が停止された場合

（６）仮差押、差押、競売、破産手続開始、会社更生手続開始、民事再生手続開始等の申立があった場合、または公租公課等の滞納処分を受けた場合

（７）過去に本サービスについて退会処分を受けたことが判明した場合

（８）90日以上にわたって利用が確認されず、またどのワークスペースにも属していない場合。または、ワークスペースに属しているが、ワークスペースのメンバー全員が90日以上にわたって利用が確認されていない場合

（９）その他、当社がユーザとして不適当であると合理的に判断した場合

２ 　前項に基づきユーザが退会処分を受けた場合でも、当社は、既に受領した利用料金の返金は行わず、また、ユーザおよび第三者に生じた損害および不利益につき一切の責任を負いません。

３ 　第１項に基づきユーザが退会処分を受けた場合、当社はユーザ情報を消去することができます。

第１４条 （サービスの停止）

１ 　当社は、次の各号のいずれかの事由が生じた場合には、事前にユーザに通知をすることなく、本サービスの一部または全部を停止することができます。

（１）本サービス提供にあたり必要なシステム、設備等に障害が発生し、またはメンテナンス、保守もしくは工事等が必要となった場合

（２）電気通信事業者が電気通信サービスの提供を中止するなど、当社以外の第三者の行為に起因して、本サービスの提供を行うことが困難になった場合

（３）非常事態（天災、戦争、テロ、暴動、騒乱、官の処分、労働争議等）の発生により、本サービスの提供が困難になった場合、または困難になる可能性のある場合

（４）法令規制、行政命令等により、本サービスの提供が困難になった場合

（５）その他、当社の責めに帰することができない事由により、当社が必要やむを得ないと判断した場合

２ 　当社は、前項に基づいて本サービスを停止したことによりユーザおよび第三者に生じた損害および不利益につき一切の責任を負いません。

第１５条 （サービスの変更）

１ 　当社は、当社の裁量により本サービスの一部の内容を追加または変更することができます。当社は、本条に基づく本サービスの追加または変更により、変更前の本サービスのすべての機能・性能が維持されることを保証するものではありません。

２ 　当社は、前項に基づいて本サービスを追加または変更したことによりユーザに生じた損害および不利益につき一切の責任を負いません。

第１６条 （サービスの中止および終了）

１ 　当社は、事前にユーザに通知をしたうえで、当社の裁量により本サービスの一部もしくは全部の提供を中止または終了することができます。但し、中止または終了の内容が重大でない場合には、通知をすることなくこれらを実施することができます。

２ 　当社は、前項に基づいて本サービスを中止または終了したことによりユーザに損害が発生した場合でも、一切の責任を負いません。

第１７条 （無保証）

　当社は、本サービスが推奨環境において機能するように合理的な最大限の努力を行います。もっとも、本サービスは当社が提供時点の現状有姿で提供するものであり、当社は、ユーザに対し、本サービス、本サービスを通じて提供されるコンテンツその他本サービスによりユーザが取得し得る一切の情報（契約者データを含みます。）について、その完全性、正確性、可用性、有用性、セキュリティ性、第三者の権利に関する非侵害性または特定の目的に対する適合性について何ら保証するものではありません。ユーザは、取り扱うデータについて、自らの判断および責任において必要に応じ変更、修正等を行ったうえで利用するものとします。

第１８条 （知的財産権）

　本サービスに関する著作権、著作者人格権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権およびパブリシティ権等の一切の知的財産権は当社および正当な権利者たる第三者に帰属し、本利用契約の成立は、本サービスの利用に必要な範囲を超える知的財産権の利用許諾を意味するものではありません。

第１９条 （損害賠償および免責）

１ 　当社は、本サービスに関してユーザに生じた損害について、当社に故意または重過失が認められる場合には、当該損害の直接の原因となったサービスについて、当該契約者から受領した利用料金のうち、当該損害が発生した日が属する月の前月１か月分の利用料金に相当する額を上限としてその損害を賠償するものとし、それ以外の損害については一切の責任を負いません。

２ 　ユーザは、本規約に違反することにより、または本サービスの利用に関して当社に損害を与えた場合、当社に対し当社に生じた損害を賠償しなければなりません。

３ 　本サービスに関してユーザと第三者との間に紛争が生じた場合、ユーザは自己の責任と費用で解決するものとし、当社に何ら迷惑をかけず、またこれにより当社が被った損害（弁護士費用を含みます。）を補償します。

第２０条 （消費者に対する責任）

１ 　当社は、本規約の他の定めにかかわらず、ユーザが消費者契約法（平成12年法律第61号、その後の改正を含む。）に定義される消費者に該当する場合において、当社の債務不履行または不法行為により、本サービスの利用に関して当該ユーザに損害が生じた場合、当社は当該損害を賠償する責任を負います。

２ 　前項に基づき当社がユーザに対して損害を賠償する責任を負う場合であっても、当社は、当社に故意または重過失が認められる場合を除き、本サービスのうち、当該損害の直接の原因となったサービスについて、当該ユーザまたは契約者から受領した利用料金のうち、当該損害が発生した日が属する月の前月１か月分の利用料金に相当する額を上限としてその損害を賠償するものとします。

第２１条 （委託）

　当社は、本サービスに関する業務の一部または全部を第三者に委託することができるものとします。

第２２条 （情報管理）

１ 　当社は、ユーザ情報および契約者データについて、事前の同意を得ずに第三者に開示しません。但し、次の各号の場合はこの限りではありません。

（１）法令または公的機関からの要請を受け、要請に応じる必要を認めた場合

（２）人の生命、身体または財産の保護のために必要があり、かつユーザまたは契約者の同意を得ることが困難である場合

（３）契約者に利用料金を請求する目的で、決済システム会社、クレジット会社、銀行等に本サービスを利用している登録ユーザの情報を預託する場合

（４）本サービスの提供、機能向上または改善のために必要な受託者もしくは代理人等に情報を開示する場合

（５）当社および当社子会社間で連携したサービスを提供するために共同利用する場合

２ 　前項にかかわらず、当社は、ユーザ情報および契約者データの属性集計・分析を行い、ユーザおよび契約者が識別・特定できないように加工したもの（以下「統計資料」といいます。）を作成し、本サービスおよび当社のその他のサービスのために利用することがあります。また、統計資料を第三者に開示することがあります。

３ 　当社は、ユーザ情報および契約者データの紛失、破壊、改鼠、漏洩等の危険に対して、合理的な最大限の安全対策を講じます。

４ 　当社は、電話応対品質向上等のため、ユーザとの間の電話応対を録音し、録音内容を業務において使用することができるものとします。

第２３条 （個人情報）

１ 　当社の個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーに定めるとおりとします。

２ 　当社は、本利用契約の終了後も、プライバシーポリシー記載の利用目的の範囲内でユーザの個人情報を利用できるものとします。

第２４条（本規約上の地位の譲渡等）

１ 　ユーザは、本利用契約に基づく権利義務を第三者に譲渡しまたは担保の目的に供してはならないものとします。

２ 　当社が本サービスにかかる全部又は一部の事業を第三者に譲渡した場合、当該事業譲渡に伴い本利用契約上の地位、本規約に基づく権利および義務ならびにユーザ情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡できるものとし、ユーザは、かかる譲渡につき予め同意したものとみなします。

第２５条 （準拠法、管轄裁判所）

　本規約は日本法によって解釈され、日本法を準拠法とします。また、当社とお客様の間で生じた紛争については、当社の住所地を管轄とする裁判所を第一審の専属管轄裁判所とします。

第２６条 （本規約の適用制限）

　本規約の一部の条項が法令に違反するとされた場合、当該条項は、その限りにおいて本利用契約に適用されないものとし、本規約の他の条項は引き続き有効に存続するものとします。